ミツマタヤリウオ
学名:
Idiacanthus antrostomus英名:Pacific Blackdragon
これぞ深海魚!! 深海の黒い龍・・・大好きです(^▽^)
全長40cmほどの小さな龍ですけど(笑)
これはメスの大きさであって、オスになると5cmほどと・・・かなり小さいです。
オスはアゴの下についているヒゲもなく、腹ビレもありません。
たった1回の繁殖で生涯を終えるそうです。
深海はオスにとってはきびしい世界のようですね(^^;
ところで「ミツマタ」というのは、この魚のどんな特徴から名前になったのでしょうか?
「ヤリウオ」ってはわかります。
体がひょろ長いですもんね。歯も鋭いし・・・
じつは「ミツマタ」というのは幼魚の姿に由来するのだそうです。
ミツマタヤリウオの幼魚はかなりヘンな姿をしています。
目が飛び出てます・・・といってもデメキンのように顔の外側に出っ張っているのではなく、
もう目がまるごと飛び出てます。
そう、カタツムリの目みたいに・・・眼球がヒモのようなもので頭につながってます。
かなりショッキングですよ(^^;
成長するにしたがって、ヒモ状の柄はコイルのようにクルクル巻いて短くなり、
普通の目の位置になります。
不思議です。
この幼魚の目って、見えているんでしょうかね??(^^;
2 件のコメント:
ショック!
ミツマタってあごの下のひげがそれっぽいのかと思ってました。まさか幼魚の頃の名前だったとは。
そして幼魚の写真をぐぐってびっくり。シュモクバエのようですねえ〜。一体何の意味があるのでしょう??
>kazzさん
ボクも「ミツマタ」って何のことだろうと思って調べてみたんですが、
幼魚の頭と飛び出た眼球2つで「ミツマタ」とはビックリでした。
そうすると、気になるのは・・・
幼魚が別の種類の魚だと考えられてた頃の「ミツマタヤリウオ」はその頃、なんて呼ばれていたのか?
気になって夜も眠れません(笑)
シュモクバエ・・・それもかなりレアだなぁ(笑)
幼魚時代に、ヒレが長くなってるのは、体の表面積を増やして浮力を得るためだそうですが、
この場合の目も同じかもしれませんねー(^-^)
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