2012/12/30

今週の「東北魚図鑑」12/30〜



















ムシャギンポ
学名:Alectrias benjamini
英名:--

頭にウルトラマンのようなトサカがある、
タウエガジ科の体長10cmほどのひょろ長い子です。

12月から2月にかけて、
ひょろ長い体で卵を抱きかかえるようにして
メスが卵を守ります。

2012/12/23

今週の「東北魚図鑑」12/23〜


















リュウグウハゼ
学名:Pterogobius zacalles
英名:--

見た目も名前も、南の海にいるような姿や名前だけど、
冷たい海が大好きなハゼみたいです。

伊豆でも、冷たい深場に棲んでいるとか・・・
寒い海に分布を広げているんでしょうかね?

全長10cm前後。
北海道から九州、黄海に分布。
東北地方ではよく見られる。

お絵かき講座@アクアマリン2日目



















さて、2日目です。

内容はいっしょなんだけど、
昨日のこどもたちの様子を見てて、
制作実演中に、こどもたちもいっしょに描いたらどうかな?
と、スタッフさんたちと話し合って、
書画カメラを導入。

ボクの制作する手元がスクリーンに映し出されます。
これ、おもしろーい!!(笑)

前日、絵の具から出した色をそのまま塗っている子が多かったので、
絵の具の混色とかおもしろいと思って欲しいなーと思って、
そのへんもていねいにやってみたんだけど、
その後の制作では、なかなかやってる子は少なかったみたい(笑)

教え方が悪いんやね(^^;
どーしたらいいのかなぁ??
次回までの課題ですね
(次回があるかどうかわかんないけど・笑)

2日目も、みんな笑顔で終了。
よかった!よかった!

どきどきの先生初体験でしたが、
なんとか最低限のことはできたんじゃないかと思ってます。
次回があるなら、もうちょっとマシになりたい!

参加してくれた、みなさん。
どうもありがとう!!

アクアマリンのスタッフのみなさん、
たいへんお世話になりました。
ありがとうございました。

2012/12/22

お絵かき講座@アクアマリン1日目



















ドキドキのお絵描きプログラム開始です。

まぁ、
ドキドキしてるのはボクだけかもしれませんが(笑)

まずは、前日までに描いていた、
アンコウとハナミノカサゴの絵をみんなに見せて、
どんなふうに考えて描いたのか説明。

それから、魚の体の作りをカンタンにお勉強。
ココはアクアマリンのスタッフさんが教えてくれます。
元小学校の理科の先生だった方なので、
やっぱり話し方とかうまいなぁと思って聞いてました(笑)

それから、実際に魚を見て絵を起こす制作実演。
今回はタマカイを描きます。

タマカイの水槽前で、ラフスケッチをして、
みんなの前で、不透明水彩で解説しながら制作します。
他の画材についても軽く実演。

その後、みんないっしょに水槽を見てまわり、
午後から各自が描きたい魚をチョイスしていきます。

ココで、昼食休憩。
このあたりから、
こどもたちの顔もゆるんでみんなニコニコに・・・
それを見てこっちもだんだん緊張とけてくるー(^^;

午後からこどもたちの制作開始。
みんな、真剣に描いてます。
1時間半くらいの間に、それぞれ2〜5枚くらい。
多い子は10枚も描いちゃってノリノリに(笑)

みんなの描いてる絵を見て回ってたけど、
どれも目の付け所が新鮮で、ボク自身にとっても勉強になりました。
あ、こんな描き方するのか!!
へぇーーー!!とか(笑)

できあがった絵は、
同じ班の子のコピーもファイルに入れて持ち帰ります。

初めての先生で、ダメダメなところも多かったけど、
こどもたちの笑顔で終えることができてよかった。
ボク自身、勉強させてもらったプログラムでした。

ありがとう!!

2012/12/20

お絵かき講座準備中2



















ひきつづき、お絵かき講座準備中。
2枚目はハナミノカサゴ。

アンコウはカンタンだったけど、
ミノカサゴは手間取るなぁ(^^;























B3サイズ。
およそ4時間ちょっとで完成。

ミノカサゴは複雑だから、最後にマジックで描線入れてみた。

とりあえず、この2枚を持っていきまーす。

2012/12/18

お絵かき講座準備中



















今週末の、アクアマリンでのお絵かき講座、準備中。
みんなに最初に見てもらう絵を描いてます。

いつもはデジタルで描いてるけど、
アナログで絵を描く講座で、デジタル作品見せても意味ないしね(笑)

ガッシュで描くのひさしぶり♪
デジタルだと一発で均一に塗れるけど、
筆で何度も塗り塗りしてると、微妙に色むらができてそこが楽しい。
いつまでも時間を忘れて制作できるのは・・・
やっぱり手描きだなと改めて思いました。






















B3サイズ。
およそ3時間ほどで完成。

ホントはもっと描き込みたいけど・・・
これくらいなら描けそうって思ってもらえる絵にしました。
↑いいわけっぽい(笑)

講座でこどもたちが描くのは、たしかA5サイズだから、
もうちょっと早く描けると思うけど、
でも、そんなに時間もないから、
1枚仕上げるのに集中してもらったほうがいいかなー?
とにかく、楽しんで制作してほしいな♪

2012/12/16

今週の「東北魚図鑑」12/16〜



















マダラ
学名:Gadus macrocephalus
英名:Pacific Cod

黄海、日本海、東北地方以北の太平洋岸、
北はベーリング海、東はカリフォルニア州までの、
北太平洋の沿岸から大陸棚斜面に広く分布。

夏は水深800mくらいの深海に生息するが、
冬は浅場に移動してくる。

最大で全長1mを越える。
日本に分布するタラの中では最大。

庄内の冬の味覚「どんがら汁(寒鱈汁)」は
マダラの頭や骨、内臓もいっしょに煮ます。

マダラは白子の方が珍重されるために、
オスの方に高値が付きます。
たらふく食べたい(笑)

2012/12/10

カレンダープレゼント

























月刊ダイバー1月号にて、
化石水族館カレンダー読者プレゼント中
ふるって応募してくださいね(◎^-^◎)ノ


「月刊ダイバー」

2012/12/09

今週の「東北魚図鑑」12/9〜



















マツカワ
学名:Verasper moseri
英名:Barfin Flounder

カレイの中でも最高級魚。
常磐三陸などから入荷するが、
純天然ものは非常に稀で、非常に高い。
「幻の魚」

放流や養殖もされていて、入荷量は多く、
天然ものほどではないが、こちらも価格は高い。

表側(有眼側)のウロコが硬くてザラザラしているので、
松の幹の表面のようであるため、この名前がある。

ヒレの模様が鷹の羽に似ているので「タカノハ」とも呼ばれます。

茨城県以北の太平洋側、日本海北部、
タタール海峡、オホーツク海、千島列島に生息。

大きさ、50cm前後。

2012/12/06

沼津港深海水族館



















行ってきましたー(^▽^)ノ

1年前にオープンしたときからすごく気になっていたんですが・・・
ようやく機会を得て、見てきました。

ちょっとお仕事の話で・・・
館長さん直々に案内説明していただきました。
ありがとうございました。

コンセプトとかとてもわかりやすかったし、
なにより館長さんの熱意がひしひしと伝わりました(*^-^*)
















ここの目玉と言えば、冷凍シーラカンスでしょう♪
すごい迫力でした(◎^-^◎)

2階がシーラカンスミュージアムになっています。
シーラカンスの剥製が3体。冷凍2体。
貴重な資料もいっぱい。

中でも気に入っちゃったのが、
ラティマー女史がシーラカンスを発見してスミス教授に連絡する、
その顛末がアニメになってておもしろかった。
ここちょっとしたドラマというかおもしろい話なんだよねー♪


1階が、深海生物たちの水槽。
浅い海の生物と深海生物の対比がおもしろい。

他では飼育がむずかしくてめったに見られないメンダコも!
元気にパタパタしてました。

すごいーー!!














で、今回のおみやげはこれ・・・

ぬいぐるみは好きなんだけど、
造形が好きなのしか買わないようにしてます。
でもここのシーラカンスは買いでしたよぉー♪

和風なメンダコも買いですね♪

お仕事が成立したら、またお知らせしまーす(*^-^*)

2012/12/02

今週の「東北魚図鑑」12/2〜



















クサウオ
学名:Liparis tanakai
英名:--

オタマジャクシ体型で、ぷよぷよとやわらかい体。
腹ビレは吸盤になってます。

それにヘンな顔(笑)

近縁の種類には、
ビクニンとかコンニャクウオとか深海魚も多いのだけど、
この子は水深50〜150mに棲息。
深海魚とは言えませんね。

福島県でのみ、食用として流通しているとか・・・
「むきどんこ」と呼ばれているモノがこれ。

名前の「クサ」は、
つまらないもの、いやなものという意味の「くさい」
からきているようです。
まぁ、一見おいしそうには見えないですもんねー。

ボクは、けっこう好きな顔してるなと思うけど(笑)

2012/12/01

魚の描き方講座




















今月の22日23日、
アクアマリンふくしまで先生やります。

先生なんて初めてだなぁ(笑)
でも、しっかり準備してがんばりますね。

魚をかわいくかつ正確に描くコツを教えますよ。
魚の体のつくりを学んだり、
デフォルメの仕方とか教えちゃいます。

詳しくはこちらを見てね
アクアマリンキッズプログラム

■12月22日(土)23日(日)
■対象 小学生〜中学生
■定員 各日30名(最少催行人数10名)
■参加費 1名1,000円
■開催時間 各日10:00〜15:00

2012/11/25

今週の「東北魚図鑑」11/25〜



















アンコウ
学名:Lophiomus setigerus
英名:Blackmouth Angler

日本で食べられるアンコウは2種類。
アンコウとキアンコウです。
市場ではトクに区別されず、「アンコウ」と呼ばれます。

この図鑑では、アンコウを取り上げました。

インド洋、太平洋全域の水深500mまでの深海に棲息。
全長40cm前後。
キアンコウはもっと大きく、メスは100〜150cmになります。

擬餌状体という誘引突起による待ち伏せ型の捕食魚。
海底の砂に潜り、誘因突起を出して揺らし、
これをエサだと思って寄ってきた魚を丸呑みにします。
なので、口はやや上を向いています。

アンコウといえばアンキモ。
この肝が肥大化する11月〜2月が、
いちばんおいしい時期とされています。


2012/11/18

今週の「東北魚図鑑」11/18〜



















ハタハタ
学名:Arctoscopus japonicus
英名:Sailfin Sandfish

秋田県の県の魚。
秋田では、雷の鳴る11月頃に獲れるので、
「カミナリウオ」とも呼ばれます。

昔から200年間に渡って、秋田では豊漁が続いていたのだけど、
開発による海洋環境変化や乱獲で数が激減・・・
平成4年からの自主禁漁や稚魚の放流によって、
最近では少しずつ数が戻ってきているようです。

ハタハタの卵巣は「ブリコ」と呼ばれて、とってもおいしい。
おなかにブリコを持ってるかどうかで、値打ちがちがう。

産卵期、晩秋から冬にかけて、深海から浅瀬の藻場に集まり産卵します。
ハタハタ漁はこの産卵期に行われます。

ハタハタを塩漬けにして発酵させたものが
「しょっつる」と呼ばれる魚醤になります。

生息域は日本海、オホーツク海、アリューシャン列島など太平洋北部。
体長20cm。

2012/11/11

今週の「東北魚図鑑」11/11〜



















アカグツ
学名:Halieutaea stellata
英名:Starry Handfish

正面から描くと、
腹ビレが足みたいに見えて宇宙人みたい(笑)

ダイバーさんたちに大人気♪

ちょっとフィギュア作りたくなるなぁ(^^;

体長20〜30cm。
岩手県からインド洋まで広く棲息。日本海にもいます。

「赤靴」と漢字で当て字されているけど、
「くつ」というのはそもそも「ヒキガエル」の意味・・・
「赤いヒキガエルみたいな魚」というのが名前の由来です。

骨と皮ばかりで食べられる部分はちょっぴりらしいです。
だから流通はしてないでしょうね。

2012/11/10

カレンダー封入なう



















2013「化石水族館」カレンダー、
続々ご注文いただいております。
ありがとうございます。

個展用に先に封入していた分がなくなりましたので、
追加分を封入作業しているところです。

現在、ご注文いただいてる品物については、
発送を少々お待ちいただいております。
ゴメンナサイ。

今日明日中には発送可能となります。
しばらくお待ちくださいませー(^^;

2012/11/09

アオザメ






















こわくないサメ図鑑2

アオザメ
学名:Hiyaase taraari

2012/11/08

メガマウッス




















こわくないサメ図鑑1

メガマウッス
学名:Megamatte kimochiwaroo

2012/11/04

今週の「東北魚図鑑」11/4〜



















アブラボウズ
学名:Erilepis zonifer
英名:Skilfish

見た目は普通のサカナなんだけど、
水深400〜1000mに生息する深海魚。

脂ののった甘みのある白身はおいしいのだけど、
多量の脂質(グリセリド)を含んでいるので、
たくさん食べると下痢などを起こします。
とくに、脂質分解酵素の乏しい体質の人は要注意です。

一部の地方自治体では、
腹身を含む部位を一食につき刺身で60g以上、
焼き身で120g以上食さないように・・・
なんて行政指導が出るほど(笑)

とはいえ、毒ではないので、食べすぎなければOK。
神奈川県や静岡県の港では「おしつけ」の愛称で珍重されてます。

「おしつけ」というのは、
御殿女中の使っていた言葉で毒味をすること。
脂が多くて下痢をすることがあるから、
「毒味をする魚」の意味で呼ばれてたみたいです。
でも、小田原では高級魚(笑)

熊野灘以北の太平洋側、ベーリング海、中部カリフォルニアに生息。
体長1.5m。

2012/11/03

カレンダー通販開始



















2013年化石水族館カレンダー。
通販開始しています。

来年も週めくりカレンダーです。
今回の「化石水族館」には、
古代カンブリア紀から白亜紀を生きた魚たちを描きおろしました。
現在ではすべて絶滅している魚類54種類です。

大きさ:100×148mmが27枚(両面印刷)
紙:  アートポスト紙180kg
印刷: オフセット印刷
価格: プラケース付き1200円/ プラケースなし1100円
送料: 1〜2部160円

54種類のイラストすべてをご覧になりたい方は、
e-spaceのWEBギャラリーへどうぞ・・・
e-space WEB Gallery 077

お求めはいつものこちらへ
ぼくのすいぞくかん アットクリ支店

2012/11/01

WEB展始まりました











「化石水族館WEB展」始まりました。

URLはこちら
http://www.i-e-space.com/

WEB個展77/「化石水族館WEB展」をクリックしてください。

11/15まで・・・なんだけど、
じつは「過去のWEBギャラリー」に行けばいつでも見られます。

お楽しみください(◎^-^◎)

2012/10/30

「化石水族館WEB展」











「化石水族館」は終了したけど、
来月から、WEBでまだ見られます。

所属しているイラストレーター団体e-spaceのサイトで、
11/1から11/15まで、WEBギャラリーのトップに掲載されます。

e-space

遠方で見に来れなかった方も、
見そこなった方も、
PCモニタの前に見にきてくださいねー(*^-^*)

























阿佐ヶ谷の展示で好評だったキャプションも、
画像クリックですべて読めるようにしました。

上はFlash制作画面・・・

ご期待ください。

2012/10/28

今週の「東北魚図鑑」10/28〜



















ナメダンゴ
学名:Eumicrotremus taranetzi
英名:--

ダンゴウオにイボイボがいっぱい付いてるのがナメダンゴ。
第1背ビレが、王冠みたいに立派なところも見分けるポイント。

でも、第1背ビレまでイボイボでいっぱいだったらイボダンゴ(笑)

アゴの下にはイボイボがないならフウセンウオ(笑)

ダンゴウオの仲間は、見分けるのがむずかしいのです(^^;

イラストはマボヤにくっついてるところを描きました。
イボイボがイボイボにくっついてるみたいな・・・(笑)
でも、マボヤとナメダンゴの生息域ってあんまりかぶらないかもー(^^;
ちょっとありえない図かもしれませんが・・・

体長7cmほど。
東北から北海道、オホーツク海南部、千島列島、カムチャッカ半島に分布

2012/10/21

「化石水族館」終了



















個展「化石水族館」終了しました。
あっという間の6日間でした。

いつものことだけど、開催期間中は翌日の準備でバタバタ忙しく、
経過をブログに毎日更新なんて余裕がありませんでした(^^;

期間中いろいろありましたよー♪

私物のアンモナイトの化石をギャラリーに飾ったら、
ずいぶんといい感じになりました♪
















そして、そのアンモナイトを見た あかしきょうこさんから、
手作り「アンモナイトクッキー」を差し入れしてもらったり・・・

ありがとうございました!!(^▽^)ノ
とってもおいしかった!
















水族缶は、来場者全員におみやげとして配りました。
でも、お客さんがいっぱいで、
声かけそこなって、お渡しできなかった人もいます。
ゴメンナサイ!
















出品作品は全部で54点。
すべてカレンダー用に描きおろした新作。

ホントはもっと出品したかった種類がいるのですよ。
大きな作品も出したかった。
フィギュアも5体くらい並べたかった・・・
でも、間に合いませんでした(笑)

それは次回かなぁーー・・・

「化石水族館2」なんちゃって?

期間中ご来場くださったみなさま、
ありがとうございました。

今週の「東北魚図鑑」10/21〜



















オキカズナギ
学名:Opisthocentrus zonope
英名:--

あんまり聞かない名前かも(^^;
ボクも、この東北魚図鑑を描くことになるまでは知らない魚でした(笑)

背ビレに4つの眼状斑があります。
よく似ているガジという魚がいますが、
ガジは眼状斑が5つ。

そういえば、ボクはガジも名前しか知らない(笑)

やっぱり、ボクはまだまだ魚のこと知らないやぁ(^^;

晩秋から繁殖期となり、
オスの背ビレと尻ビレは鮮やかなブルーに染まります。
求愛時には眼状斑が見えなくなるほど青くなります。

もう、別の種類みたい。キレイです。

体長7cmほど。

2012/10/16

化石水族館初日



















個展、始まりました。

「化石水族館」 カンブリア紀〜白亜紀を生きた魚たち
 10/16(火)〜10/21(日) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)

 期間中は、毎日、始まりから終わりまで、在廊しております。
 お時間ありましたら、遊びに来てください。

 東京 阿佐ヶ谷 ギャラリーOPPO
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-15-6
TEL.03-3223-2080

2012/10/14

今週の「東北魚図鑑」10/14〜



















サンマ
学名:Cololabis saira
英名:Pacific Saury

サンマといえば、やっぱり秋の味覚(^-^)

「秋に獲れる刀のような形を魚」という意味で、
「秋刀魚」という漢字表記になったようです。

日本近海のサンマは、
夏期はオホーツク海方面で回遊し、
秋に産卵のために寒流に乗って、

太平洋側では、 東北、関東沖を通過し、
近畿、九州沖まで南下する。
日本海側でも同様に、
新潟県沖まで日本列島を囲むように南下する。

2012/10/11

DMが2種類(笑)


















個展「化石水族館」いよいよです(^^;

ところで、何を数えまちがえたのか、DMが足りなくなって、
急きょ追加印刷したのですけど、
どーせなら絵柄も変えちゃえってことで・・・

2種類のDMができちゃったとさ(笑)

あまりが100枚くらいずつあります。
ギャラリーに置いておきますので、
欲しい人、持っていってくださいね(◎^-^◎)

2012/10/07

今週の「東北魚図鑑」10/7〜



















ホテイウオ
学名:Aptocyclus ventricosus
英名:Smooth Lumpsucker

まるい卵形の体で、ウロコもなく体表はなめらかでぶよぶよ(笑)
この体型が七福神の布袋様に似ているので、
「ホテイウオ」の名前が付きました。

ダンゴウオの仲間なので、お腹には腹ビレが変化した吸盤もあります。

北太平洋に広く分布し、成熟するまでの3年間は、
沖合の表層から中層を漂って生活します。
産卵期になるとゴク浅いところへやってきます。

12〜4月に浅い岩場にやってきて産卵します。
産卵が終わるとメスはいなくなり、オスが卵を守ります。
イラストはそういうシーンです(^-^)

産卵期のメスは、はっきりした青黒色に・・・
オスはくすんだ茶色になり、胸ビレや吸盤が大きくなります。

北海道、東北ではゴッコと呼ばれ、
鍋料理(ゴッコ汁)の材料となります。

ボクはまだ食べたことがないです(^^;
どんなの?

2012/09/30

今週の「東北魚図鑑」9/30〜



















アキギンポ
学名:Chirolophis saitone
英名:--

フサギンポに続いてアキギンポ(笑)
東北の海にはギンポが多いなぁ(´▽`)

他のギンポたちと同じように、
岩礁域の穴やフジツボの中に隠れて、顔だけ出してます。

アキギンポは、
鮮やかなモヒカンみたいな頭の上のフサフサがキレイです。
それと覆面レスラーみたいな赤いマスク(笑)

体長10cm。

2012/09/27

化石水族館


















来月の個展のDMできました。

「化石水族館」 カンブリア紀〜白亜紀を生きた魚たち
10/16(火)〜10/21(日)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)

東京 阿佐ヶ谷 ギャラリーOPPO
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-15-6
TEL.03-3223-2080

来年のカレンダーのテーマにと選んだ化石魚だったけど、
今じゃすっかりはまってしまって(笑)
個展のテーマもこれ一色にしてしまいました(^^;

ふだんよく描いている、サンゴ礁のキレイな魚たちではないけれど、
見たことない生き物を見るのが大好きな魚ファンの方には、
きっと満足していただけるのではないかと・・・
勝手に思いこんでます(笑)

鋭意制作中です。
ご期待ください。


2012/09/25

ハリセンボン



















今日の陶芸教室で作ったおさかな。

持つところがなくなっちゃうので、
チクチクは上だけにしてみた。

これのほうが、ハリネズミみたいでそれなりにかわいいかも♪

でも、
乾燥台に乗せたまま、下の方から針付けていけば、
全体にもチクチク作れそう(^^;

次回、それでいってみよ♪ 

2012/09/23

今週の「東北魚図鑑」9/23〜



















フサギンポ
学名:Chirolophis japonicus
英名:Fringed Blenny

水族館の北の魚コーナーに行くと、
必ずオオカミウオとフサギンポがペアでいるんですよね。

それくらいメジャー。

でも、魚マニアじゃなければ・・・
名前まで憶えてる人って少ないかな?(^^;

この子に限っては、正面顔を見ることの方が多いのだけど、
このカレンダーでは横向きを描いてみました♪

顔だけじゃなくて、体もでかいです(笑)

日本では、山陰地方・岩手県以北の砂地、岩の割れ目などに生息。
体長50cm。