2009/09/27

今週の深海魚9/27〜



ヤエギス
学名:Caristius macropus
英名:Manefish

背ビレ全体がとっても長い、不思議な姿をしてます。
画面をタテ位置にして、背ビレをいっぱいに広げてるところを描きたかったです(笑)
そのほうがかっこいいんだもん(^^;

深海魚としては、あまり知られてないかもですね。
図鑑に載っているページも、他の深海魚たちが集まっているページからは離れているのです。
つまり、分類上でかなりちがう種類ということですかね・・・

2009/09/26

鯨展

海のモノメンバーの、きだんごさんに誘われて、
去年初めて鯨展を見に行きましたが、
今年は、出展者として参加させていただきました(^-^)ドキドキ

「鯨展」というのは・・・・
全国のコレクターがそれぞれ自慢のクジラコレクションや、クジラ作品を持ち寄って、
展示、販売、情報交換をするクジラファンの交流の会です。
だから、いつもの展示会とはちょっと勝手がちがうんですよねー(^^;

どんなコレクションが展示されているのか?
ちょっとお見せしますね♪


捕鯨の歴史を感じさせる模型


郷土玩具のような、手作りおもちゃ


クジラカーヴィングとか・・・


クジラのフィギュアとか・・・


シャチの牙の首飾り


おがくず粘土の手作りフィギュア


オークションに出されてた郷土玩具

こんな感じで・・・
他にも、文献とか、写真とか、ポスターやら、絵本やら、おもちゃ、Tシャツ、グッズいろいろ・・・



ボクの展示は、こんな感じになりました(^^;
クジラの特大フィギュア2点と、クジラストラップいっぱい

コレをかざってる時に、思いがけず、
日本鯨類研究所の大隅先生に声をかけていただいたのですが・・・

先生「シロナガスクジラのお腹は白い部分ないんだよ」と・・・・

たろ「ええええっ!!!?」
たろ「ホントですか??」 Σ( ̄△ ̄!)
   だって・・・図鑑にはちゃんと白い部分があるのに・・・・???
たろ「個体によって、白い部分があったりなかったりするのでは?」

先生「いや、みんな背中側と同じような灰色をしているよ」

がーーーーんんんんん!!Σ(◎_◎!)

シロナガスクジラのお腹側がきれいに写っている写真なんて、
そういえば資料の中になかったかも・・・
だから新しい図鑑のイラストを全面的に信頼していたんだけどなぁ・・・(T▽T)
自分なりに、かなりリアル寄りに作ってしまったので、
ウソがあるのはいただけませんよね。

持って帰ったら、塗り直そうかな?(^^;
でも、全部色を削り落とすのは時間がかかるんだよねぇ。。。(汗)
ショックです。
マニアの世界は恐いです(笑)



ホッキョククジラもギリギリ間に合いました。
これは、クレーム付けられませんでしたけど、
ひょっとしたら、ちがってるところもあるのかも・・・

来年は、デフォルメしたクジラしか出さないようにしよう(笑)(^^;




これは、きだんごさんのグラスリッツェン作品
フットランプです。
このデフォルメされた新しいタッチが好きだなぁ。。。



こちらも、きだんごさんのグラスリッツェンのグラス



海のモノメンバーでは、他にも3人出品してます。
これは、八百魚さんの針金細工
潮吹きの「モクモク」模様がステキ!



岡野慶子さんの、ウッディ粘土のザトウクジラフィギュア
この粘土はボクも使ったことあるんだけど、
手で磨くと、木彫りのような質感が出るんですよね♪
ちょうど、こどもの頃に作った泥だんごみたいに・・・(笑)



こちらは、イボヤギさんのアカボウクジラフィギュア(石膏)と
ポストカード、マルチカード、いっぱい。
ボクのシロナガスクジラと同じ図鑑見て描いてますね(^m^)

今回は、にもちゃんが鯨展にも遊びに来てくれました。
ちゃんと告知してなかったのに、わざわざ調べて来てくれてうれしかったですよー!!
どうもありがとう!!(^▽^)

2009/09/23

シロナガスクジラ完成



本体は完成しました。
土台はまだだけど・・・(^^;

本来、体色はグレーなのだけど、
英語で「Blue Whale」と呼ばれるように、
海中では他のクジラよりも青く見えるようなので、
気持ちブルーを入れて、ブルーグレイの体色にしました。

ちょっと安定が悪いので、支柱を太いのに交換しようかとも思ったけど、
短くしたら、あんまり揺れなくなりました。
なので、支柱はそのままで・・・(^-^)

あとは、土台にネームを貼って、保護材を塗ったら完成です。







全長53cmの特大フィギュアとなりました(^^;

2009/09/20

今週の深海魚9/20〜



メガマウス
学名:Megachasma pelagios
英名:Megamouth Shark

サメというと・・・
とんがった頭に、斜めに切り裂いたような口、とがった歯がずらーーり・・・
そんな印象なんだけど、メガマウスはちがうんですよね〜(^▽^)

まーるい頭に、がま口みたいな丸くて大きな口、歯はちっちゃいのがずらーり・・・
顔の印象は、恐いというより、なにわのおっさん顔(笑)
「はよあがらんけー、われー、なにさらしとんねん」みたいな・・・そんな歌♪あったなぁ(懐)

そう・・・
おっさん顔がかわいくて、ボクはジンベエさんの次に好きなサメなのです(^-^)

ホッキョククジラ制作中3



上から見たところ。。。
ちょっとまだスマート過ぎるかなぁ?
大きいので、太らせるのも一苦労です。
粘土を盛っても盛っても、少しずつしか変化がないのです(^^;



体全体のボリュームが決まらないと、口の外側が決まらない。
口の中も進められません。。。(^^;

2009/09/19

サンマみりん干し



サンマといえば・・・このみりん干しも旨いのです♪

これは生協のだけど・・・
山形の旅館の朝ごはんに出てきたみりん干し、
おいしかったなぁ(´▽`)

2009/09/13

今週の深海魚9/13〜



ホウライエソ
学名:Chauliodus sloani
英名:Sloane's Viperfish

深海魚の中の深海魚!
最も深海魚らしい深海魚・・・でしょうかね?(^-^)

頭の大きさくらいある鋭いキバがトレードマーク。
こんなに長くて、持てあましそうですけど・・・顎もかなりパックリ開くので大丈夫。
上顎というか頭も上に開いて、エラ穴を通して向こう側が見えるくらいなります。

こんなのが、浅い海に群でいたら、相当恐いでしょうね(^^;
30cm以上になるから、噛まれたら痛そう!
ピラニアみたい(笑)
いや、顔つきもピラニアより恐いですね(汗)

背ビレのいちばん前は糸状に伸びていて、
その先端には発光器が付いているとよく書かれてますが、
以前、C博物館のM先生にお話しを聞いたときには、
「たくさん標本を見てきたけど、発光器らしいものが付いているのは見たことがない」そうです・・・(笑)

発光器があるって話は、いったいどこから来たのやら?(^^;
謎ですね。。。

2009/09/12

ホッキョククジラの口



口の中の構造に難航中。。。
削り出すのは時間短縮できそうな気がするけど、じつは高等技術が必要かも。。。。
口の中の作りに納得しながら、形を作っていく方が、じつは堅実で早いのかも・・・(^^;

まずは、クジラヒゲをないモノとして、上顎と下顎の形を作ります。
とりあえず、口の中をくりぬきました。
でも、上顎は細くて折れそうなので、先端部の粘土は残しておきます。

2009/09/06

今週の深海魚9/6〜



トウジン
学名:Caelorinchus japonicus
英名:Japanese Grenadier

ソコダラの仲間はみんなこんな姿してますね。
とんがり頭に、先細りのしっぽ・・・

駿河湾、相模湾ではよく水揚げされて、刺身で食べられているようです。
寿司だねとしても沼津や西伊豆では人気があるようです。
見かけによらず、上品なお味でおいしいらしいです。

地元では「げほう」とか「ちょっぴー」と呼ばれます。
船では「ねずみ」とか「チューコウ」と呼ぶんだとか(笑)
ネズミっぽい魚ってことですかね(^▽^)
「げほう」は漢字で書くと「外法」だそうです(笑)
やっぱりヘンな姿してますもんね(^^;

和名のトウジンは漢字で書くと「唐人」(異邦人の意味)だそうです。
やっぱりね。。。

初サンマ



9/6は目黒のさんま祭りだったようですね。
うちの食卓にもサンマ塩焼き、出てきましたよぉ♪
わーい(^▽^)

脂がのってて、旨かった!
ごちそうさんまでした(笑)