2011/03/27

今週の「幼魚図鑑」3/27〜



フレンチエンゼルフィッシュ
学名:Pomacanthus paru
英名:French Angelfish

カリブ海を代表する大型のエンゼルフィッシュ。
オスメスのつがいでいることが多いです。

グレイエンゼルフィッシュもよく似た種類だけど、
成魚のウロコに金色の縁取りはなく、ホントに全体にグレー色。
地味だけど、ある意味大人っぽい雰囲気あります。

幼魚は、黒地に黄色い4本のライン。
これはグレイエンゼルフィッシュも同じで、区別しづらいです。
尾ビレを横切るラインでなんとか区別できます。
尾ビレを丸く縁取るようなラインが、フレンチエンゼルの幼魚。
尾ビレのつけ根を横切る岳のラインが、グレイエンゼルの幼魚。

2011/03/20

今週の「幼魚図鑑」3/20〜



チョウチョウコショウダイ
学名:Plectorhinchus chaetodonoides
英名:Harlequin Sweetlips

幼魚は茶色に7つの白斑。
ちっちゃな幼魚はピラピラピラピラ・・・せわしなく動いてます。
尾ビレがちぎれそう(笑)
この様子を「チョウチョウ」って言うのかな?

ちょっと成長して若魚になると、白斑の中に茶色い斑点が出てきて、
動きもちょっと落ち着いてきてクネクネクネクネ・・・・
これくらいがカワイイですかね(◎^-^◎)

成魚になると、白地に小さな斑点模様。
この黒い斑点がコショウの実のようなので「コショウダイ」です。

英名に「ハーレクイン」とあるけど、
恋愛小説のアレとは関係ないです(笑)
「ハーレクイン」とはもともとフランス語で「ピエロ」を意味することば。
名前に「ハーレクイン」ってついてる魚、けっこういますよ。

2011/03/16

千葉のさかな



千葉県水産課さまのお仕事で、
千葉の魚のPRに「のぼり」を作ることになりまして・・・
ボクのお魚イラストを使っていただきました(^-^)

千葉の魚を取り扱っている店舗に掲揚してもらってるそうです(^-^)

のぼり見つけたら、寄ってみてくださいね♪

ボクも、こんな飲み屋さん見つけたら入りたい(笑)



チーバくんとコラボ(笑)

2011/03/14

魚の停電対策

はっ!(;ʘωʘ)
停電で、水槽のエアポンプ、濾過フィルター、ヒーター・・・どうしよう??

昨夜、アクアプラントの守亜さんから教えていただいた内容を以下に貼り付けますね。

守亜さん、ありがとです(^-^)

以下、コピペ
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深刻な電力不足に起因する、輪番停電が決まりました。
1日、最大6時間も停電するとなると、魚飼いにとってはかなりの大問題です。

寒い地域なら温度の低下も問題ですが、水槽の周りに発泡スチロールを取り付けたり、新聞や段ボールなどで覆うなどすれば、極端な水温の低下は避けられると思います。
3月という季節柄もあり、温度低下で死なせてしまう心配はそれほどしなくていいでしょう。

温度以上に心配かつ大問題なのが、酸欠です。

水の循環が6時間も止まってしまうと、酸欠に弱い魚には耐えられない可能性が高いです。特に、水量に対して魚の量が多い水槽、酸欠に弱い魚は要注意です。
明日からの停電に対して、この時間からではどうしようもありませんが、飼っている魚によっては、電池式のエアーポンプ、または発電機を用意するしかないでしょう。
発電機は安いものではありませんが、高額な魚を数多く飼っている人や、数多くの水槽でエビやディスカスのブリーディングをされている人なら、魚を死なせてしまうよりは安いですから、数多くの電池式エアーポンプを用意するよりも効率的かも知れません。
また、電池式エアーポンプは出力がそれほど強くない場合が多いので、過密気味な水槽で飼っている場合、特に酸欠に弱い魚などの場合は、1つの水槽に対し、複数のエアーポンプを用意した方がいいでしょう。
電池式エアーポンプは釣具店、発電機は大型のホームセンターなどで入手できます。

以下の魚を飼育している人は、なるべく早いタイミングで電池式エアーポンプを入手することをおすすめします。

サメ、エイ(海、淡水両方)
海水魚全般(フグなど汽水魚含む)
サケ、マス類
シクリッド全般
カラシン類全般
コイ科全般(水温が上がってくるので、池の鯉も要注意)
プレコ、ナマズ類全般
チョウザメ
ダトニオ、パーチ
飼育個体数が多い場合のアロワナ
エビ類

魚に対して水量に余裕がある場合、魚種によっては対策が必要ない場合もあります。
例:2mの水槽でアロワナを単独飼育している場合など
ネオンテトラなどの小型テトラ類なら、60cm水槽に10匹しかいないのなら酸欠対策は不要ですが、30匹以上いるなら必要です。
エイやダトニオなど、特に酸欠に弱い魚では単独飼育でも酸欠対策が必要です。

停電は4月いっぱい続くとのことなので、餌は死なない程度に抑えることをおすすめします。ろ過が止まる中で、食べ残しや糞の量が増えることは問題ですし、餌を消化、吸収する過程ではより多くの酸素を必要とするからです。大型ナマズなど絶食に強い魚については、同居魚がいない場合に限り、餌を極端に少なく抑えるのもアリです。
温度を低めに設定することで、魚の活性を下げ、酸素要求量を抑えるのも手ですが、1ヶ月という時間はそれで乗り切るにはちょっと長すぎます。
どうしても死なせたくない魚は、停電しないエリアのショップ、飼育者などに預かってもらうなどの方法も検討した方がいいかも知れません。

魚飼いにとっては、きわめて困難な状況ですが、頑張って乗り切りましょう。
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今日、ホームセンターで乾電池式エアポンプは入手しましたが、
肝心の電池が売り切れ(^^;
単3、単4電池はまだ残っていましたが、
単1、単2がありませんでしたね。
しばらくは、電池の入手の方がむずかしいかも・・・

爬虫類も飼育されている守亜さんのブログには、
使い捨てカイロの使用法についても書かれています。
爬虫類を飼っている方、↓読んでみてください

「アクアプラントジャーナル」

みなさん、がんばって乗り切りましょう!

2011/03/13

今週の「幼魚図鑑」3/13〜



クマドリカエルアンコウ
学名:Antennarius maculatus
英名:Warty Frogfish

クマドリカエルアンコウの幼魚には2種類のカラーがあって・・・
イラストは、ダイバーさんの間では「シロクマ」と呼ばれている人気者。
黒地に小さな黄色い斑点模様の「クロクマ」もいます。

名前の「クマドリ」は、歌舞伎の「隈取り」模様からきています。
シロクマちゃんと成魚に見られる、赤い帯模様のことですね。

毎年冬の初め頃から、年越し後くらいまで見られるんだそうです。
・・・って、しまった!
12月のカレンダーにしておけばよかった(笑)(^^;

2011/03/11

カレンダー値下げしました



今年も2ヶ月過ぎましたので値下げいたします。
ぼくのすいぞくかん アットクリ支店

2011幼魚図鑑カレンダー      1200円→1000円
2011幼魚図鑑カレンダーエコパック 1100円→900円

よろしくですー(◎^-^◎)ノ

2011/03/06

今週の「幼魚図鑑」3/6〜



ヤリカタギ
学名:Chaetodon trifascialis
英名:Chevron Butterflyfish

独特の「くくく」模様は幼魚の頃から見られるので、
似ている子が多いチョウチョウウオの中では割と区別しやすいかも・・・

うんとちっちゃい幼魚だと、この「く」模様もまだ見えないけど、
黒い2本の太い帯でなんとなくわかりそう。

サンゴの元気な南の海に棲んでいます。
でも幼魚は黒潮に乗って伊豆あたりまで流れてくるので、
幼魚は伊豆でも見られます。

でも、水温が低くなると子孫を残すことができずに死んでしまいます。
「死滅回遊魚」と呼ばれます(T_T)

でも地球温暖化が進んでますから・・・
サンゴの北限もどんどん北に移動してみたいだし、
近い将来、伊豆あたりでも繁殖できる種類になるのかもしれませんね(^^;

素直に喜べるコトではないけれど(笑)