2011/12/28

「こども大百科」



「こども大百科」の「さかな」ページのイラストを担当しました。

ボクのイラストは、およそ図鑑向きではないのですけど(笑)
絵本っぽい見開きにしたいという編集者さんの意向で・・・

でも、一見開きで「さかな」を説明するってむずかしいですねー(^^;



「こども大百科」小学館 4,600円(税抜き)

2011/12/25

今週の「幼魚図鑑」12/25〜



マツカサウオ
学名:Monocentris japonica
英名:Pineconefish

幼魚図鑑もとうとう最後の1週になってしまいました(^^;
1年が過ぎるのって早すぎる(笑)

・・・毎年言ってることですが(笑)

マツカサウオは、幼魚も成魚とあんまり変わりません。
でも、ギューーっとコンパクトにデフォルメした感じで、とてもカワイイ♪

発光する魚として、水族館でもよく見られるけど、
ボクはまだ・・・
「あ、光ってる!」って実感したことはないですー(^^;

下あごに発光器があり、発光バクテリアを共生させています。
薄い緑色に発光します。

そもそも、発光することが知られたのは、
水族館が停電となったときに、偶然見つけられたそうですよ(笑)
それくらいかすかな光なんでしょうね(^^;

今度、水族館に行ったら、
マツカサウオ水槽の前でじーーーーーっと粘って見てください(笑)

2011/12/18

今週の「幼魚図鑑」12/18〜



テンス
学名:Xyrichtys dea
英名:Blackspot Razorfish(Goddes Razorfish)

以前、ダイビング雑誌で「ホシテンス」の幼魚をテンスの幼魚として紹介されたことがあるようで・・・
それを見てネット上でも、ホシテンスの幼魚とテンスの幼魚が混同されているようです。

検証されてない情報でも簡単に発進できちゃうネットの恐いトコロですね。

そんなわけで、
ネットで魚の資料を集めるボクとしては、要注意な魚なのですが・・・
たくさん見ていくと、どちらがテンスの幼魚なのかわかります。

たぶんイラストのであってるはず(^^;

ホシテンスの幼魚は、もっと黒っぽくて、角(第1背ビレ)がゴージャスです。
それから、目を横切る帯が、ほぼ上下に入っているのがテンス、
ナナメに入っているのがホシテンスです。
ホシテンスの目の帯は白くなってることも多いみたいですよ。

成魚の顔は、目と口が離れてて・・・なんとなく笑えます♪

2011/12/11

今週の「幼魚図鑑」12/11〜



タテジマキンチャクダイ
学名:Pomacanthus imperator
英名:Emperor Angelfish

幼魚は別名「ウズマキ」
サザナミヤッコやロクセンヤッコなどとよく似た模様の幼魚だけど、
タテジマキンチャクダイの幼魚だけは、同心円状にシマが入るので見分けやすい。

ヤッコの仲間は、自分のなわばりからペア相手以外の成魚を追い出すのだけど、
模様がちがう相手には攻撃しない。
幼魚でいる間、ちがう模様でいるのは、成魚から攻撃されないためらしいです。

うまい仕組みだなとも思えるけど、
「弱い幼魚は攻撃しない」という風には学習できなかったのかな?
・・・とか考えてしまう(笑)

魚はそんな思考パターンは持たないのでしょうね(汗)
反射的に同じ模様の魚を攻撃するんだろうなぁ・・・(^^;

成魚の背ビレは、
日本近海やミクロネシア・西太平洋の個体は後端が伸びる。
これに対して、インド洋や紅海の個体は後端が丸くなります。

2011/12/09

義援金2号



8月の1号に続いて、義援金2号をアクアマリンに寄付してきました。

8/14〜12/8までの通販でのお買い上げ分、
「海のモノ展inみやじマリン」でのお買い上げ分、
カレンダー97部、エコパック28部の売上から、
カレンダー1部につき900円、エコパックからは800円を収益分として、計109,700円

それから、
「SeaShell便」さまではこれまでに31部販売していただきました。
すべて手数料なしで協力していただいております(T▽T)
この収益分が27,900円

ダイブデポ山形さまのお買い取り分から寄付金4,400円

合計142000円を、「アクアマリンふくしま」へ寄付いたします。

と・・・
そのつもりで銀行に行ったのだけど、
今は振込上限10万なんですねー(^^;

手数料もったいないから(笑)
とりあえず今回は、10万円を「アクアマリンふくしま」へ義援金として振り込んできました。

残りの42,000円は次回、義援金3号に回すことにします(*^-^*)

ご協力ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。



・・・というわけで(笑)
今年もそろそろ終わりです。
みなさま、来年のカレンダーの準備はもうお済みですかー?

よろしかったら、ぜひ、
「2012年 東北魚図鑑カレンダー」をお買い求めください。

卓上ポストカードサイズの 週めくりカレンダーです。
今回の「東北魚図鑑カレンダー」には、
東北支援を目的として東北地方で見られる魚たちを集めました。

カレンダーの収益分はすべて、
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」に寄付いたします。

大きさ:100×148mmが27枚(両面印刷) プラケース付き
紙:  コート紙180kg
印刷: 高精細FMスクリーニング 
送料: 1〜2部160円 3部240円 

54種類の画面すべてをご覧になりたい方は、こちらへどうぞ

*プラケースの必要ない方には、エコパックの方をオススメします。

お求めは、ぼくのすいぞくかん アットクリ支店

2011/12/04

今週の「幼魚図鑑」12/4〜



メイキュウサザナミハギ
学名:Ctenochaetus hawaiiensis
英名:Chevron Tang(Hawaiian Surgeonfish / Black Surgeonfish)

学名に「ハワイ」とあるように、ハワイではよく見られるのですが、
国内では、小笠原、西表島、奄美大島くらいでしかみることができません。
和名が付いたのはつい最近、2003年9月だそうです。

熱帯魚ファンには、「シェブロン・タン」の方がなじみがあるかも。

幼魚の頃は、オレンジに紺の配色でまだ初心者向き(笑)迷路模様ですが、
成魚になると、体色は黒と緑になり、迷路も上級者向きに細かくなってきます(*^-^*)

とはいっても、直線部分が多くて、そんなにむずかしい「迷宮」じゃないですけどね(笑)

フィギュア作ると、着彩するのがめんどうな種類です(^^;
でも、仕上がるとキレイだろうなぁ・・・

2011/12/01

トレーディングカード



トレーディングカードをデザインしました。

「アクアマリンふくしま」でのイベントでプレゼントされるカードです。
以下、アクアマリンのサイトから転載しますね・

_______________________
「生き物探しクイズ」
平成23年12月3日(土)〜平成24年1月15日(日)の土日祝日
11:00〜12:00、14:00〜15:00

各回定員50名 時間中随時受付
受付場所:1階 エントランスホール
解答受付:出口にて随時受付
生き物探しカードに書かれたキーワードをヒントに、館内で生き物をを探すゲームです。
見つけた方にはアクアマリンふくしまの生き物が描かれたトレーディングカードをプレゼント。
また、5回以上参加すると限定カード『シーラカンスカード』をプレゼントします。
_______________________

たくさん参加して、トレカをいっぱい集めてくださいねー(◎^-^◎)ノ

2011/11/30

smile for all.チャリティTシャツ



7月に「smile for all.」というチャリティ写真展がありましたが、
その会場で販売されていたチャリティTシャツです。

通信販売されることになりましたので、お知らせします。
もちろん、売上による利益は東北支援のために寄付されます。

こちらでお買い求めいただけます。
「Dive Market」

ブランドから「smile for all.」を選択して検索してください。
無地ホワイトとラグラン袖2色の3種類の商品が見られます。

今回の魚の顔イラストは、
背中にプリントされてますので注意してくださいね(^^;

前面胸には、smile for all.のロゴがプリントされてます。

お値段は、キッズからXLサイズまで、2980円。
それ以上のサイズは、3500円となってます。
別に送料もかかりますので・・・
お知り合い同士でお買い上げでしたら、一箇所に送ってもらうのが安上がりかと(笑)
工夫してくださいね♪

ご注文よろしくです(◎^-^◎)ノ

2011/11/28

海のモノ展inみやじマリン 終了



長いようで、終わってみると短い気がします(^^;
宮島水族館での「海のモノ展」終了しました。

初めて見に来てくださった方、遠くからわざわざお越しいただいた方、
ワークショップに参加して海のモノを作った方、
作品をお買い上げいただいた方、
どうもありがとうございました。

宮島は厳島神社ばかりでなく、
食べ物もおいしいし、街の中を散策するのはとても楽しいトコロでした。
もみじ山に登れなかったのはちょっと残念(T_T)

またいつか、ゆっくり遊びに来たいトコロでした。

大急ぎの撤収作業だったために、
あんまり写真撮ってなかった(^^;

気がつくと、すべての作品が梱包されちゃってました(笑)

2011/11/27

今週の「幼魚図鑑」11/27〜



イレズミフエダイ
学名:Symphorichthys spilurus
英名:Sailfin Snapper(Bluelined Sea Bream)

フエダイという名前がついているけども、
他のフエダイたちとはまったく違う姿の魚です。

やっぱり「イレズミ」しているだけに・・・(笑)
同じ種類に対しては、激しくなわばりを主張して攻撃します。
ちがう種類には手を出しません。

初めて見たのはサンシャイン水族館ででした。
成魚はそーとーハデハデで・・・
「これ日本の魚なんですか?」って、
案内していただいた飼育員さんに聞いちゃったくらいハデハデ(笑)

幼魚は成魚よりかなり地味です。
目を横切る太い黒ストライプが、ドロボーさんみたいです(笑)
背ビレと尻ビレが長く伸長しています。

かなりレアなフエダイなのですが、
4月と9月頃だけ、成魚は産卵のために集まり、大きな群となります。
その数、2000とか5000とか・・・数え切れないくらいの大群です。

2011/11/20

今週の「幼魚図鑑」11/20〜



ハナヒゲウツボ
学名:Rhinomuraena quaesita
英名:Ribbon Moray(Ribbon Eel)

ウツボっていうと、なんだかコワモテなイメージのが多いですけど、
ハナヒゲウツボちゃんだけは別格。
こんなエレガンスなウツボちゃんは他にはいないでがんす。

前の鼻孔が管状に伸びて、さらに先端が花びら状に開くので、この名前があります。

幼魚〜未成熟魚の間の体色は黒。
成魚になると、体色が鮮やかな青に変化し、鼻先から背ビレが黄色になります。
このときまではオスだけど、
さらに成長すると、全身黄色のメスとなります。

でも、メスはあんまり見つからないそうですけどね・・・(^^;
全身黄色のハナビラウツボの写真があったら、それすっごく貴重なんです。

インド洋から西太平洋の熱帯海域に広く分布。
日本では、南西諸島で見られます。

2011/11/19

ずかんプランクトン



「ずかんプランクトン」発売されました。

ずいぶん前に顕微鏡のぞいたりしてたのは、コレのためです(笑)
まぁ、実際に肉眼で見れた生きものは少なかったけど(^^;
顕微鏡で見たときの、光で透かして見る感じは、
イラスト描くときの勉強になりましたよ♪



もー、すんごいてんこ盛りの本になってます。

小中学生のみなさんにプランクトンを知ってもらう目的の本ですけど、
プランクトンに興味があるなら、大人が見ても十分楽しめますよ。
すごく、専門的な知識もいっぱい盛り込まれてます。

すごく貴重な写真、キレイな写真もいっぱいです。

コレ見たら、顕微鏡ほしくなりそうです(笑)

そんなわけで、協力していただいた先生、査読、執筆の先生の数がものすごいことになってます。
3ページにわたってぎっしり・・・こんなの見たことない(笑)



プランクトンと呼ばれる生きもの、ほぼすべてカバー。

「ずかんプランクトン」
編集・執筆/清水洋美 監修/日本プランクトン学会 イラスト/友永たろ
技術評論社 2580円(税別)

お値段ちょっと高めなのは・・・それだけぎっしり詰まってるわけ(笑)
本屋さんで見つけたら、確かめてみてくださいね。
きっとナットクしますよ♪

2011/11/18

キャラグッズinみやじマリン



今回の展示会をお世話してくださったPALさん制作の、
オリジナルキャラクターグッズも販売してます。

バナナチョコクランチ、タチウオのタオル、Tシャツ、ペンギンの手ぬぐい。

2011/11/17

友永たろinみやじマリン



そして、ボクです(◎^-^◎)

イラスト、フィギュア、Tシャツ、ストラップ、絵本、パズルなどなど







ストラップは今までのイラストに加えて、
宮島水族館の生きものたちも新たに描いてます。
スナメリとか、カブトガニとか・・・♪







新作Tシャツは、宮島水族館にいる生きものたち。







わざわざ福岡から来てくれた男の子・・・Σ(◎_◎!)

絵本「しんかいぎょっ!」を持ってきてくれました。
ありがとう!!

2011/11/16

針金細工八百魚inみやじマリン



針金細工八百魚さん。

針金アート。
設計図もなしにどんどん針金曲げて海の生きものを作ってしまうのです・・・実演も。







2011/11/15

日下祥子inみやじマリン



日下祥子さん。

アクリル絵画、ガラス、金属作品。







2011/11/14

長谷幸恵inみやじマリン



長谷幸恵さん。

吹きガラス、酸素バーナーワークによるガラス作品。





2011/11/13

今週の「幼魚図鑑」11/13〜



ケサガケベラ
学名:Bodianus mesothorax
英名:Splitlevel Hogfish(Eclipse Hogfish, Black Belt Hogfish)

幼魚の体には、外側を縁取るように、黄色い斑点が並びます。
成魚になると、この斑点が消えて、体色がナナメに前後2つに分かれます。
この模様が、名前の由来にもなっている「袈裟掛け」模様。

ちなみに、
幼魚の斑点が黄色だとケサガケベラだけど、
白色だったらスミツキベラです。

幼魚は明かりを嫌い、岩礁の岩陰の暗い場所にいます。
パッと見、黄色い点が漂っているようにしか見えません。

だったら、
黄色い斑点もなくて真っ黒な方が、身を守るのに好都合なんじゃないかと・・・
どこかのブログにも書いておりましたが・・・
まったく同感(笑)

2011/11/12

騎西屋inみやじマリン



騎西屋さん。

金属工芸作品。
金、銀、銅、真鍮を使った装飾品、生活用品。







2011/11/11

なかむらまさみinみやじマリン



なかむらまさみさん。

染色グッズいろいろ・・・