2013/04/30

カエルアンコウにお化粧



















釉薬工程

黒マットをかけて・・・

先週のマスキングを剥がして、
クマドリ模様部分を拭き落としてから、
灰透明を吹き付け。

ボク「先生、灰の透明は、黒マットと反応して赤くなるんですよね?」

先生「いや、飴色になるよ。」

ボク「えええーーーΣ(◎_◎!)」

ちょっと想定外の展開(笑)
まぁ、どっちみちどれくらい反応するかは出たとこ勝負なので、
結果に期待しましょう(マテ

2013/04/28

今週の「化石水族館」4/28〜



















ボスリオレピス
学名:Bothriolepis sp.
板皮上綱 胴甲目 ボトリオレピス亜目 体長25-30cm

平べったい箱のような骨板に前半身が覆われています。
胸ビレまでも骨板で保護されていて、これぞ甲冑魚という姿をしています。

海水でも淡水でも生活することができたようです。
ひょっとすると現在のサケのように、ふだんは海で生活し、
繁殖のために淡水域に入ってくるといった生活様式だったかもしれません。

肺を2つ持っており、水から出ても数時間は生きていられたようです。

口は甲冑の下側に付いていて、
水底の砂や泥の中の小動物や有機物を食べていました。

アニメ「崖の上のポニョ」にも登場しますよ(笑)

アクアリウムバス終了



















「ぼくのすいぞくかん」ブースにお立ち寄りしてくださったみなさま、
ありがとうございました(◎^-^◎)

予想どおり、
深海魚とか化石魚関係はたくさん買っていただけました♪
マニアさんありがとう(笑)

初めて出店してみましたが、
会場はお客さんで超満員で、スゴイ熱気でしたねー(笑)

設営に行った8:30にもすでに開場待ちの列ができてましたし、
まぁ、そういうお客さんは生体目当てなんでしょうけど・・・
だって、あんまり見たことない生物がいっぱいでしたもん(笑)

設営終わって、開場までの時間、他のブースを見てまわってましたけど、
魚よりも、トカゲ、ヘビ、カメ、カニ、ザリガニ・・・
あたりが目立ってましたね。

他にも、クワガタとか、すっごい立派なのがいました♪
サソリ、クモ、ゴキブリ、ムカデもいたよ(笑)
ウデムシとか生きてるの初めて見た(笑)
オオグソクムシもぞろぞろいたよー(笑)

他は水草、エアプランツ、その他、湿地帯の植物も多かった。
ボクがあんまり詳しくないからでしょうけど、
キレイな葉っぱの植物に惹かれまくり(笑)
買って帰りたかったー(´▽`)
でも育て方がよくわからん(笑)

個展前でいっぱいいっぱいなので、
調べてる時間もないし、今回はお持ち帰りはあきらめました。

次回は、出店じゃなくてお客さんとして行こうか?
出店するなら、マニア系グッズをそろえないとね・・・
とか思いました。 フフフ。。

2013/04/27

アクアリウムバス


















いよいよ明日です。
プロショップが集まる熱帯魚の即売会イベント!
「アクアリウムバス」

「ぼくのすいぞくかん」もグッズ販売に出店します

個展の作品制作に追われて、新作などはありませんが、
以下のグッズを販売します。

・2013化石水族館カレンダー
・2012東北魚図鑑カレンダー
・ポストカード(深海魚ポスカあります)
・Tシャツ
・12cm額装イラスト
・おさかなストラップ

ブースの場所は上の地図をご覧ください。
会場の場所は、いちばん下↓ にリンクを貼ってあります。

場所は、東京都立産業貿易センター浜松町館
入場料800円(小学生以下は無料)
4/28(日)11:00〜17:00

会場でお待ちしております(◎^-^◎)

2013/04/24

カエルアンコウにマスキング



















釉薬工程

全体に黒マットをかけるわけだけど、
黒ドベにもかかってしまうと、意味がないので、
黒ドベの斑点にマスキングテープを貼ります。

黒マットをかけた後で、これをはがします。

くまどり模様は、黒マットの後で拭き落とすことに・・・
拭き落としきれなかったところはそれなりに、
馴染むんじゃないかと勝手にイイ方向に解釈(笑)

マスキングテープ張ったところで時間終了
テープがわかりやすいように撥水剤塗ってます。

2013/04/21

今週の「化石水族館」4/21〜



















ケイロレピス
学名:Cheirolepis sp.
硬骨魚綱 条鰭亜綱 パラエオニスクム目 体長55cm

初めてしっかりとした背骨、胸ビレ、腹ビレと頑丈なアゴを持った魚類
・・・というか、生物史上最初の「脊椎動物」と言われています。
背骨は体を支えるだけでなく、
カルシウムなどのミネラルを蓄えるための貯蔵庫でもあり、
神経の働きや心臓や筋肉の動きを
さらに安定させることができるようになりました。

頑丈なアゴは大きく開くことが可能で、
自分の体長の2/3もの大きさの魚でさえ呑み込むことができたそうです。

というわけで当時の水中生物の頂点に君臨する肉食魚となり、
現在のほとんどの魚が属する硬骨魚類の先祖にあたります。

2013/04/19

「サクラマスを知る絵本」


















「サクラマスを知る絵本」に、イラスト描かせてもらいました。

「絵本」とタイトルにはあるけど、
北海道積丹半島の観光パンフ。
A5ヨコ版。

4見開きに渡って、
サクラマスの一生をイラスト絵本仕立てに描いてます。

サクラマスのこと、すごくよくわかりますよ。
描いてるボク自身もすごく勉強になりました。

他には、クイズやレシピ、積丹町の地図があります。

湯浅さんのリアルイラストもステキです。

北海道、積丹半島近くの観光スポットで手にはいるかと思います。
積丹町の各学校にも配布されているという話も聞きました。

積丹町には、
サクラマスサンクチュアリセンターという資料館もありますよ。
ココには絶対置いてあるでしょうね(^-^)
このパンフを監修してくださった先生がいらっしゃいます。

お近くの方、
見つけたら手にとって見てくださいねー(◎^-^◎)


2013/04/14

今週の「化石水族館」4/14〜



















ディプノリンクス
学名:Dipnorhynchus sp.
硬骨魚綱 肉鰭亜綱 肉鰭上目 ディプテルス目 体長90-100cm

アニメ「崖の上のポニョ」の中で、
町が海に沈んでデボン紀の魚類が泳いでいるシーンがありますが、
その中にディプノリンクスも出てきます。
8mくらいありそうな巨大魚でしたけど(笑)

ディプノリンクスの頭骨は頑丈な箱のようになっていて、
両生類のものと似ています。
その点から、両生類の祖先はユーステノプテロンではなく
ディプノリンクス属ではないかという説があるそうです。

2013/04/13

おさかなハンコ



















お友だちの乙辺敦子さんから魚のハンコもらったー♪
かわいい♪ うれしいー♪ (◎^-^◎)




乙部さんは魚専門の絵描きさんじゃないけど、

作品の中によく魚出てくるんです♪
それがかわいいんだ♪


4月16〜28日に鎌倉の文房具やさんで販売されるそうです。


鎌倉・文具と雑貨の店「コトリ」

乙辺敦子さんのサイト

ドコカノ国

乙部さん、ありがとう(*^-^*)ノ 

2013/04/10

「すいぞくかんのみんなの1日」



















「さかなのかお」とか「しんかいぎょっ!」などなど・・・
ボクの魚の絵本に文章書いてくださってる、
なかのひろみさんの写真絵本。

めっちゃキレイで水族館ファンにオススメです♪


ボクも4コマ1つ描いてます。
依頼から納品まで、もっとも短かったお仕事(笑)

アリス館 1600円(税別)


2013/04/07

今週の「化石水族館」4/7〜



















プテラスピス
学名:Pteraspis sp.
無顎上綱 翼甲綱 翼甲目 体長20-25cm

魚類は海(塩水)で生まれたので、
そのままでは河(淡水)に棲むことはできません。
塩分濃度がちがうので、海の生物が河にはいると
体がふくらんで破裂してしまいます。
プテラスピスは、腎臓を発達させて最初に河に進出した魚類でした。
体に入った余分な水を
血液から絞り出すことができるようになったのです。

当時の海は、オウムガイなどの魚類の天敵も多く、
河という新しい環境は魅力的な新天地だったのかもしれません。

スマートな流線型の体は、
かなり自由に泳ぎ回ることができたと考えられています。
それは流れの速い河に適応した結果なのでしょうね。

2013/04/05

アクアリウムジャーニー2013
































チラシデザインさせてもらいました(*^-^*)
4月26日(金)~5月6日(月・祝)
あーすぷらざ JR根岸線「本郷台」駅からすぐ

キレイな海水魚や淡水魚の水槽がいっぱい並びます。

お近くの方、遊びに行ってみてね♪

映画やワークショップは事前に申込みが必要です。


詳細はこちら



2013/04/02

カエルアンコウ+ドベ



















先週のカエルアンコウにドベ塗り

ドベというのは土のこと、
赤い部分がドベです。
これは焼くと黒くなる土。

ベースの黒っぽい土は焼くと茶色になります。

今は、仕上がりを
ネガフィルムで見てるような状態なのかなー?(笑)