2013/01/06

今週の「化石水族館」1/6〜



















ビルケニア
学名:Birkenia sp.
無顎上綱 欠甲綱 欠甲目 体長3-4cm

現在のヤツメウナギなど円口類の祖先ですが、ビルケニアの場合は口が正面に向かって横に大きく裂けています。

頭部は骨質の板で覆われ、背中に特徴的な突起が並びます。

対になるヒレがないので、不安定で、自由に遊泳することはできず、水底に逆立ちする感じになったであろうと考えられます。

2 件のコメント:

kazz さんのコメント...

ビルケニアは無顎類なのになんかお魚っぽいですね。(笑)
口もぱくぱくしそうだけど、しないんでしょうね〜。
あー、胸ビレがない。もう一歩と言う感じですね!
エラアナなのかエラブタなのかが気になるところです。

たろ さんのコメント...

>kazzさん
そうなんですよ。
口の切れこみが、なんだかアゴがあるみたいに見えます。
エラブタもなくて、エラ穴が空いてるだけだったみたいです。

じつは目の位置もあやしくて(笑)
上下さかさまなのかもしれないです。
この復元イラストが正しいとすると・・・
ビルケニアだけ、
体の後部で体の中心軸が下向きになっちゃうのです。
ヘンなの(^^;