2011/10/09

今週の「幼魚図鑑」10/9〜



コブダイ
学名:Semicossyphus reticulatus
英名:Bulgyhead Wrasse

日本海佐渡島以南、太平洋岸は本州以南(沖縄はのぞく)、朝鮮半島、南シナ海に生息。

雌性先熟で、幼魚の間はメス。
50cmを超える頃に、頭部のコブが張り出してきて、オスに性転換する。

オスはハーレムをつくり、
自分のなわばりに入ってきた他のオスを容赦なく攻撃し、
複数のメスを呼び寄せる。

名前の「コブ」ができるのはオスだけ。
頭の「ひたい」と「あご」にあたる部分がコブ状に腫れ上がる。

幼魚とはエライちがい(笑)

メスはオスに比べるとはるかに小さく、「カンダイ」と呼ばれて、
かつては別の種類だと思われていたようです。

とても強力なアゴと硬い歯で、サザエやカキ、カニなどをかみ砕き、殻ごと食べてしまう。

寿命は7年くらい。

2 件のコメント:

ソウタ さんのコメント...

オスのコブがド迫力!強そうですね。・・・・・・・あ、そうだ!だから「コブダイ」なんですよ!今気がつきました!(オイ)

たろ さんのコメント...

>ソウタさん
ピンポン!
正解です(笑)